はてなランチイベント行ってきました!(追記あり)

はてな東京オフィスで「まかないランチ」を食べながら「エンジニアのスキルと給与の相関性」を考えませんか? 9/20ランチ会を開催(はてなTシャツのプレゼント付き!)に行ってきました! イベントの内容をつらつらと書いていきたいと思います。個人的には、IT系のお仕事でのスキルの可視化の話がおもしろかったです。可視化の具体的なところはまだ公開できないというのが、少し残念でしたが。

ITのスキルと給与のお話

今回のメインイベント(公的な意味で)は、CodeIQプロデューサーでもあるサカタカツミさんによる、ITのスキルと給与のお話。個人的には、すごく脅されたなぁという印象で、「俺がスキルの可視化ができるシステム作っちゃうから、スキルアップと情報発信をしておかないと知らんぞ!!!」というのがひしひしと伝わってきました。

話の内容は、次のような感じです。

今は、IT系は人が集まらないということで、スキルにかかわらずどんどん人を採用している。しかし、今は単にバブっているだけなので、数年後に落ち着きけばリリースされる人も出てくるのではないか。

今は、採用時に応募者スキルの可視化などに成功している企業はないけれども、どの企業も可視化しようとたくらんでいる。また、GitHubやブログなどで情報発信している人をクローリングし、スキル別にデータベース化し企業がアプローチしている例も海外では見え始めている。

こういう環境を踏まえると、今のバブっている環境に甘んじることなく、今後のためにスキルアップや情報発信をしていくことが重要。

という感じです。

結論だけ見たら別に新鮮な話ではないのですが、途中にはさむオフレコ話で稲川淳二ばりに怖がらせてくる、という流れでした。

この話をしていたサカタさんも、「スキルの可視化」に取り組んでいて、自身でも「このシステムができれば、みなさんの敵になるかもしれない」と言っていたけど、もし実際に可視化されたら敵視する人は多そう。ただ、可視化する方法については、まだ公表できないということで、個人的にはモヤモヤしました。

また、この作成段階の「スキル可視化ツール」によって、スキルと給与に高い相関がありそう、って話もあったのですが、「それはそういう相関が出るようにツールを作っているからではないかな?」とも思ったんですが、ツールの中身がわからないのでなんともいいようがないです。ただ、CodeIQのプロデューサーということもあり、そんな変なものが出てくるとも思わないので、まぁなんというか嫌な感じしかしないわけです。

上の流れでは書きませんでしたが、実務力の分解の話は面白いと思いました。まず、スキルと行動特性に分け、スキルは処理力と思考力、行動特性は対課題と対自分と対他人に分ける、と。面接で見れるのは「対他人の行動特性」だけなので、面接を通っても現場では仕事ができない、みたいなことが起こりうる。資格はそれ自体ではスキルの証明にはならないけど、対課題や対自分の行動特性と評価する面接官もいる。CodeIQやpaizaのように、書いたコードで転職できるサービスでは、アルゴリズムを考えるような思考力は測れるけど、他の項目を測るのは難しい。

今後はこれらを測っていけるようにしていく、という話なんですが、ここの部分に関しては、ITエンジニアに限らず、他の一般的なビジネスマンにも応用できるんじゃないかなと思いました。どうやって数値化するか、というのは、結局企業で考えないといけませんが。

スキルが可視化される世界。高く評価されるべき人が高く評価され、低く評価されるべき人は低く評価される。また、努力によるスキルアップで、評価も上がっていく。こういった世界は理想的だとは思う一方、ほんとに生きていきやすい世界なのかどうか、っていうのは個人的にはちょっと自信がもてないです。

というわけで、自分ももうちょっと情報発信的なことに力を入れて行こうと思います。

主催者Japheegoのお話

今回のメインイベント(大人的な意味で)は、主催者のJapheego(ジャフィーゴ)紹介。JavaとPHPメインのエンジニア向けの求人サイトです。運営会社はリクルートスタッフィング。さすがリクルートさん、ぐいぐい来てます。はてなさんのランチ代もここから出ています。ありがとうのお礼も込めて、ちゃんと宣伝しておきましたよ!

はてなランチのお話

今回のメインイベント(個人的な意味で)は、はてなランチです。以下、写真です。思い出です。ちなみに、お茶は出ました。というか、フリードリンクだし。

まずは有名な入口から。

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用意されたご飯。もう用意する前からいい匂いが漂ってきて、めっちゃお腹空いてました。

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メインはきのこごはん。

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ワンプレートにのせて食べます。絶対少ないと思っていたのですが、食べてみると意外にお腹いっぱいになる、っていう。おかわりするつもりだったのにできませんでした。

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Japheegoさんから、スイーツの差し入れ。上に乗っている「1」は1周年の意味らしいですよ。

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以上です。サカタカツミさん、はてなさん、Japheegoさん、ありがとうございました!

[追記]
書こうかどうか迷ったけど、追記。このページが今ホッテントリにあがってますね。

はてなエンジニアランチの運営がクソだった

イベントそのものはよかったけど、運営の女性が問題だった、という内容ですね。書いてあることにコメントしていきます。

参加者の多くがどこかしら企業に勤めている正社員のエンジニアだったのに、ひたすらフリーランスにとっての派遣エンジニアとして働くことのメリットを強調していてチンプンカンプンな内容だった。

これに関しては、たしかに、聞いてる方と話してる方がかみ合ってなかったけど、それはそもそも来た人にも責任はあるんじゃないかなと思います。というのも、イベント参加者の募集ページには

フリーランスでの働き方に興味のあるプログラマを対象としたランチイベントを開催します! 実際にフリーランスとして働かれている方や、フリーや派遣での働き方に興味のある方のご参加をお待ちしています。

と書かれています。こういう「フリーで働きたい」という人を集めておいて、フリーでやるよりも派遣、もしくは、フリーと派遣のハイブリッドで! という働き方を提案し、サイトに登録してね、ともっていくはずだったと思うんですよね。

僕もそうなんですけど、みんなはてなのまかないランチにつられすぎてしまったのが、予想外だったってことなんでしょう。実際、主催者はみんなに何が目当てか聞いてたけど、ほぼ全員「まかないランチ」って答えてたし。主催者側も、若干開き直るしかない的なところはあったかもしれません。

『登録はクソ面倒なんですけど、登録後は爆発的な営業力でサポートします』と言われても、全く真剣さが伝わってこなかった。

こういうところに開き直り感がでていたのかと。

その後のフリートークでエンジニアと話をしていたらその運営スタッフの女性が『登録済みましたか?お願いします』とPC持って割り込んできたんだ。

確かに、「エンジニア同士で交流して」といいながら、登録を迫ってくるのは気分良くないけど、まぁイベントの趣旨考えると大人の対応はすべきかなと。正社員だから、って登録を断ってる人もいたし。100%来ないっていう人を登録させる意味もないから、説明したら相手も引き下がると思うけど。

『歳当てられたら登録してください、◯歳ですか?』と聞かれて答えを返すと『クソガキじゃん、クソガキなのにナメられてたわ』と言われて気分悪くした。

で、問題のこれね。僕はこの席の近くには座ってなかったけど、それでもこのセリフは聞こえましたね。数人が帰った後であり、フリータイムもだいぶ時間がたったので、僕はてっきり超仲良くなったのだと思っていたんですけど、全然逆だったんですね。

上の記事を書いていた人がそもそもまじめだったということもあるんでしょうが、この発言した女性が距離の取り方を間違ったのは言うまでもありません。発言時のテンションは、飲み会的な感じでした。罵声とかではないです。まぁ言っても初対面ですし、もうちょっと女性側に配慮があるべきだったと思います。

ただ、個人的にはリクルートの人ってこういうぐいぐいくる感じなんじゃないかなぁというイメージがあるし、営業もこういう感じでトークしてくるんだろうし、あんまり違和感なかったですけどね。相反する二人が出会ってしまったという事故案件だと思います。

こんなイベントになってしまうとは。。。

(9/21 さらに別エントリーで追記しました:「はてなランチイベントの炎上について、参加した者として考えたこと」)

https://twitter.com/xxxx_xxxx7/status/513459886064009216

https://twitter.com/xxxx_xxxx7/status/513490958973796352

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