Tumblrって何がおもしろいのかわからない。でも、、、
Tumblrって何がおもしろいのかわからない。でも、おもしろい! このおもしろさは、言葉で説明しづらいんですよね。というか、できないと思います。一度、足を踏み入れて、溺れてみるがいいさっ。
Tumblrってなんなの?
既に有名になってると思うんですけど、Tumblrってどんなサービスなんでしょう? 公式サイトには、次のように書かれています。
簡単になんでも投稿できるTumblr テキスト、画像、引用、リンク、音声、動画などを、ブラウザ、携帯電話、パソコン、メールから投稿できます。色はもちろん、HTMLテーマまで、自由自在にカスタマイズが可能です。 Tumblrについて | Tumblr
「これって、ただのブログじゃね?」って思うかもしれません。が、そうです、Tumblrはブログサービスです。ただ、リブログ機能という特徴的な機能が、TumblrをTumblrたらしめているわけなんです。
リブログってなんなの?
リブログというのは、「いいな」と思った他の人の投稿を、自分のTumblrにも投稿する、という機能です。ツイッターのリツイートと似てますね。Tumblrはブログサービスといいましたが、実際には自分でオリジナルの文章を書いている人って少なくて、リブログしている人が一番多いと思います。
レベル別Tumblrとの接し方
Tumblrは、このようにして使う、というお決まりの使い方なんてあんまりない気がします。みんな好き勝手に使っていますが、僕が普段使ってて、みんなはTumblrをこういう風に使ってるんじゃないかな、というのをレベル別に書いてみたいと思います。
レベル0:Tumblrを知らない、わかっていないレベル
グーグルで何かを検索したらTumblrを使っている人のページが出てきた、Tumblrに登録したけど、使い方がさっぱりわからん、などという人たち。
Tumblrに興味があれば、登録した後で、適当に何人かをフォローするといいと思います。誰をフォローしたらいいかがわからなくても、とりあえずだれかフォローしてみましょう。まぁ強いて誰をフォローするかあげるなら、otsuneさんとかですかね、ネタのレパートリーが広くて面白いし。ツイッターと違って、Tumblrには定番の人がいないので、最初に誰をフォローするかを探すのが一番ハードルが高い気がしますね。
レベル1:フォローした人の記事をダッシュボードで眺めるレベル
誰かをフォローし始めると、自分のダッシュボードが自分好みになっていきます。Aさんをフォローしていくうちに、AさんがよくリブログするBさんのネタがいいな、なんて思うこともあるでしょう。こうなったときに、Bさんの方をフォローする。このようにして自分の好みの質を上げていくことができるようなります。
こうして、自分の好きなネタの量と質のレベルアップができるようになっていくわけです。そして、どんどんTumblrから抜けれなくなっていくわけです。
レベル2:リブログしまくるレベル
自分の好きなネタがダッシュボードに流れてくるようになると、だんだん「これは他の人にも見てほしい」と思ったりすることもあります。もしくは、もっと個人的に、「自分のTumblrのページにこのネタを載せたい」と思うこともあるでしょう。
「これがいい」というものに「これがいい」と主張する。このアクションがリブログです。こうして、Tumblrのネタの流れの中に、ついに自分のアクションが入っていってしまうんですね。受動からの脱却です。
レベル3:フォローされたりリブログされるようになるレベル
他の人をフォローしたり、リブログしたりすると、その通知が相手に行きます。このとき、その人が自分のTumblrを見に来ることもあります。自分のTumblrにはリブログしたものしか載りませんが、それを見てフォローされることもあります。また、自分がリブログしたものを、フォロワーがさらにリブログすることもあります。
自分のいいと思ったものが、他の人にもいいと思われる。これはなかなかの快感なんですね。自分でなにか書いたり主張したりしたわけではなく、ただ「このネタいいよね」といってそれが認められる。これでも承認欲求が満たされるんですよね、不思議です。そして、またどんどんリブログするようになっちゃうんですよね。
レベル4:自分でネタを投入するようになるレベル
みんなでネタをリブログしあってると、やがて同じようなネタが回ってくるようになります。まぁ、何度見てもいいものはいいという理論もありますが、それでも見たことのないものが欲しくなってきたりします。
そこで、いっそ自分が見つけたネタを投入してみよう、という発想になります。新規投入です。そう、Tumblrの中にウェーブを作りに行くわけです。そして、たくさんの人にリブログされ、Tumblrの中を漂っていくわけですね。
このように、Tumblrへのかかわり方としては、ただ見ているだけ、ただ受信しているだけ、受信したものを発信、何もないところから発信、という段階があると考えられます。そして、どのようなネタをリブログするかで、その人のオリジナリティが出るんですね。「何を発信しているか」ではなく「何を選別したか」がその人を特徴づけるというところが、Tumblrの特徴なのかなと思います。