2013/02/03

ココナラで出品した商品が初めて売れた記念に、ココナラのコレカラを勝手に考えるよ。

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500円でいろいろなお願いができるサイト、ココナラ。すでにメディアでたくさん取り上げられているので、知ってる人も多いと思います。今回、出品した商品が初めて売れたので、記念にココナラのコレカラを勝手に考えていきたいと思います。

ココナラは、今までの問題解決型サイトとココが違う

ココナラのトップページを見ると、「500円で色々なお願いができるお悩み解決マーケット」と書かれています。集客の手伝いをしてほしいとか、ロゴを作ってほしい、自分のサイトにアドバイスが欲しい、などといったお願いを500円でできます。抱えている問題の解決の場を提供するという、問題解決型サイトです。

問題解決型サイトといえば、OKWebやYahoo!知恵袋などのQ&Aサイトが有名です。ただ、ココナラは、今までの問題解決型サイトとは大きく違う点があります。

今までのQ&Aサイトは、問題を抱えている人が質問し、それに対して誰かが回答する、というシステムです。これに対し、ココナラは、まず、「私はこれが得意だ!」と思うものを商品として出品し、問題を抱えている人がその商品を購入する、というシステムです。

つまり、同じ問題解決型サイトではあるのですが、今までのQ&Aサイトは「こんな問題があるよ」が出発点だったのに対し、ココナラでは「こんな問題を解決できるよ」という、逆側から出発しているのです。

この違いは、新しく問題解決型サイトを作る上で、大変重要です。

問題解決型サイトで、一番問題になるのは「問題が解決されないこと」です。今までのような「問題から出発する」形式で新規サービスを始めたとしましょう。はじめのころは人が過疎っているため、問題解決者がほとんどいません。そのため、問題が放置されたままになりやすいです。その結果、サイトはすたれ、日の目を見ることなく消えていくでしょう。

一方で、ココナラのように、「まず問題解決者を集める」という形式であれば、初期の段階でサイトを使う人が少なくても、問題が放置されたままになることを避けやすくなります。

もちろん、解決者を増やさなければ、解決できる問題の種類が増えないのでダメです。しかし、人が少なくてもある程度満足のいくサービスを提供できるという点から考えると、サイトの新規参入者としてはかなり効果的なスタートを切れるのだと思います。

ココナラのコレカラ

上に書いた、今までの問題解決型サイトとの違いを踏まえ、ココナラがこれから考えていかなければいけないことを、勝手に考えてみます。

いかに問題に気付かせるか

「今までは問題から、ココナラでは解決から、出発している」ということを上で書きました。ココナラがこの違いを最大限活かすには、「いかにして潜在的な問題に気付いてもらい、商品を購入してもらうか」が大事です。

今までのQ&Aサイトのように、「問題から出発」する場合は、「問題に気付いている」という大きな前提があります。

たとえば、サイトのロゴを新しくしたい、という問題を抱えている人がいたとしましょう。この人は、今のロゴがダサいとか、自分にはロゴを作るセンスがないとか、ロゴがサイト全体の雰囲気にマッチしてないとか、何かしらの「サイトのロゴに関する問題」に気付いているのです。

これに気付いていないと、Q&Aサイトで質問することは、永遠にありません。

一方で、「解決から出発」する場合は、「問題に気付いてもらえる」可能性があります。

ココナラで「サイトのロゴを作ります!」という商品があったとします。それを見て、「そういえば今のうちのサイトのロゴはダサいな。あのロゴは、時間がなくて適当に作ったものだしなぁ。500円だし、ちょっとサンプルでも作ってもらうか」という流れになる可能性があります。

これは何も特殊な流れではありません。日常生活でも、買うつもりがなかったものを買ってしまうことがあると思います。基本的には、それと同じ流れです。

ココナラは、こうした「潜在的な問題に気付いてもらって商品を購入してもらう」ことが重要だと思います。これが今までのQ&Aサイトにはないメリットだし、ココナラの収益にも貢献できるからです。

例えば、メルマガやブログで、「商品の紹介だけでなく、購入者側からの声を載せる」という方法があると思います。買う気はなかったんだけど、買ってみたら意外に良かった、買ってみたらかなり楽ができるようになった、知らない知識が身についた、という声を紹介することで、潜在的な問題に気付いてもらうきっかけになると思います。

また、今は商品のページには、「その商品の出品者が他に出している商品」、「その商品と同じカテゴリーの商品」が掲載されていますが、「その商品の購入者が買っている(または見ている)他の商品」も載せた方がいいかなと思います。これはアマゾンなどで採用されていますが、潜在的なニーズを引き出すには有効な手段だと思います。

「解決から」出発する問題解決型サイトだからこそ、「問題に気付いてもらう」機会を与えていく必要があるのだと思います。

解決者を紹介して終わらせないために

ココナラの収益のシステムは次のようになっています。商品を購入する人が500円払い、商品の出品者が7割、ココナラが3割とるというシステムです。つまり、ココナラは、解決策を提供する場を設けたことに対し、対価をもらっているわけです。

そのため、ココナラとして一番避けなければいけないのは、「問題を抱えている人と解決する人を結びつけた後、2人が外部でやりとりするようになる」ということです。

これを避けるためには、ココナラを利用することによって、外部でやり取りすることのデメリットをつぶせるようにすることです。

外部でやり取りすることのデメリットのうち、一番大きいものは決済だと思います。ココナラを利用するほうが、決済が安全になるということを強く主張した方がいいと思います。出品者にも購入者に対しても、です。

また、問題を抱えている人と解決する人の結びつきを固定化させない取り組みも大事だと思います。

例えば、自分ではイラストは描けないが、定期的にイラストが必要になる人がいたとしましょう。その人が、ココナラでイラストを描いてくれる人を見つけたとします。定期的にその人に依頼し続けた結果、いつのまにか2人の間に信頼関係ができます。そして、毎回ココナラに3割払うのが、なんだかばかばかしいな、という結論になることが考えられます。

実社会でも、こうした卸売業をパスする動きがあります。ココナラも将来的にはこうした問題に取り組んでいかないといけません。

この問題への対応としては、例えば、複数の出品者に一度に依頼を出して一番対応が早い人の商品を買えるようにする、といった問題解決の速さをウリにする機能や、評価の高い人や販売数が多い人を紹介するといった、問題解決の質をウリにする機能などをつけることが考えられます。これも500円で、というのは無理なので500円以外の値段帯が必要になります。

しかし、いくら対策をしても、この「2人が外部でやり取りしちゃう」問題は、どうやっても避けられない課題かなと思います。実際、出品者が、継続的なサービス、より高度なサービスへ誘導することを視野に、自社サービスの宣伝としてココナラを使っているケースも多いと思うからです。

ココナラのサービスが拡大していく間はいいのですが、停滞期に入った時に、大きなネックになってくるのではないかなぁと思います。

おまけ

おいおい、まだ書くのかい、ってくらい長文になってますが、自分の商品の宣伝と、出品者からみた要望を最後におまけとして書いておきたいと思います。

今のところ、僕が出品しているものは、2つです。1つは「エクセルマクロ、エクセル関数のこと、ご相談ください!」というもの。これが今回売れた商品です。そしてもう一つは、「どんな数独も解きます☆」というものです。

商品を登録した瞬間は、新着サービスのところに掲載されるので、結構見てくれるし、お気に入り登録もしてくれます。が、時間がたつとなかなかアクセス数が増えません。ま、それはある程度は仕方のないことかなとは思います。

ただ、ココナラとしても、掲載から時間がたったサービスをいかに掘り起こすか、にもっと取り組んでほしいな、と思います。サイトには、スタッフがピックアップしたサービスが掲載されていますが、まだまだやり方はあるんじゃないかなと思います。

今後ココナラがより多くの商品が登録され、多くの人に使われるようになれば、過去のサービスの掘り起しをいかにうまくやるかが大事になってくるかなと思います。

長々と書きましたが、みんな、ココナラを使ってみましょう! そして、僕がココナラに出品した商品を、購入しましょう笑

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